コロナに罹ってフィリピンにて療養中。
なかなか長い戦いになっている。
けれど絶対に負けられない戦いでもある。
先週、一緒に働いていて同様にコロナに罹ったフィリピン人が人工呼吸器をつけ始めたときにはかなりの危機感を抱いた。
当然、先立つ不孝もあるかもと、母にコロナに罹りホテルで隔離中だと連絡を入れた。
送られてきた返事は「廊下で走れるの?」だったから、いや母、違う、勘違いそれ、俺、コロナ、療養中、と途切れ途切れの思考で動揺しながら「走れるわけがない」と返信。
すると・・・
「じゃあ部屋で筋トレ?」と聞いてきたから、いやマジ、母、ただの隔離じゃない、俺、苦しんでる、寝てる、病に臥してる、療養中。
というような内容を返してようやく理解してもらった様子で一週間後、「体調はどう?帰れそう?」と聞いてくるから「明日のPCR検査次第」と返すと「心がけをよくしていれば大丈夫」とのメッセージ。
結果・・・
『陽性』だった。
残念ながら母は自分の息子の日頃の行いや心がけがどれだけ悪いか知らなかったらしい。
そうして帰国がまた延びた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー追記ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その後、一週間の隔離は終えているということから、二回目のPCR検査も陽性であったけれど無症状であるという診断書を病院で出してもらい、それを日本大使館に提出することで証明書の発行を受け、なんとか帰国することができた。
ちなみに医師による診断はオンラインだったので、実際は喉が痛いという症状があったけれどあっさりと見逃された。
え?いいの?
とりあえず日本ではしばらく大人しく過ごそうと思う。