今年に入ってからコロナ騒ぎも少々落ち着き、3月辺りからは厳しかった渡航条件も緩和された。
となるとそもそも海外営業担当である自分、以前の通り海外出張が始まった。
緩和後すぐにフィリピン出張、インド出張、そしてフィリピン出張、さらにベトナム出張、からのフィリピン出張(←今ココ)と続いている。
とはいえ一旦ここで次の出張にはストップがかかりそう。
というか、かけざるを得ない。
新型コロナウイルスに感染した。
やれやれ・・・。
予定していたフィリピン出張の10日間を終えて「さぁ日本に帰ろう」と帰国のためのPCR検査を受けたら、見事に『陽性』の結果が出てしまった。
まいったな。
それにしてもこの『陽性』という言葉がやけにイラッとさせてくれる。
このマイナスの結果で陽性と言われてもそんな陽気に捉えられるわけがない。
逆立ちしようが寝転ぼうが気分は暗く陰鬱となる。
さらには海外なので当然その結果は英語で通知される。
病院のサイトを訪れ検査番号を入力すると出ていた結果が『Positive』。
『陽性』ということだけれど「まぁ、ポジティブに受け止めよう」というメッセージに・・・
見えるわけがない。
「何がポジティブやねん!ネガティブや!(ドン!)」となにか文句を言うときには都合のいい関西弁がキレイに口から出た(最後は机を叩く音)。
それにしても実際のところ結構な症状が出ているから困ったもので、喉が激しく痛いし、悪寒がする。体はだるいし、頭も痛い。
そうこうしているうちに実はホテルでの待機がもう6日目に突入している。
あまり体調が良くなっている気はしない。
まだ喉はすこぶる痛い。
一応検査後8日目にもう一度検査を受けることになっているけれど、それが明後日
陰性となる気がしない。
とはいえマニラの一等地にある五つ星ホテルに滞在できているし、関係会社から毎食大量の支給もあるし、ちょっとした休みだと思えばそこそこの条件ではるので、そこだけはポジティブに考えていきたい。
いや、無理・・・。