この頃よく聞く「俺、最近テレビ見ないんだよね」というマウント、あれいったいどういうつもりで言っているんだろう?
昔ながらの日本人は、一律に同じテレビ番組を見て翌日にその感想を語り合うという文化で生きてきたから「俺、他の奴らとはちょっと違うんだよね」という独自性のアピールなんだろうか。
それとも、最近のテレビは本当のことを流さない、偏った嘘の情報ばかりを垂れ流しているということを聞くから「俺、偽りの情報には踊らされず、真実だけを追求して生きていくんだ」という自分の生き様に対する宣言のようなものなんだろうか。
わからない。
答えはきっとそれぞれの心の中にあるんだろう。
どうぞ自分なりの道を突き進みながらがんばってください。
さて、そんなわけで最近の自分はすっかりテレビを見なくなった。
ああ、えっと、理由は単に面白いテレビ番組がないからというもので、NetflixやAmazonプライムビデオに関してはヘビーユーザーではある。そしてラジオを聞いている。
今朝もJ-WAVEの小川紗良 - ACROSS THE SKYを聞いていた。
そこで気になる言葉を耳にしたので、ついこうしてパソコンに向かうことになった日曜朝が今の状況ということになる。
今日のテーマはどうやら『誰かに言われた心に残る言葉』のようなものらしく、リスナーから心に残った言葉を募集していた。
その中のひとりが残したのが、中学の頃、校長先生に言われた教訓ということで以下の言葉だった。
『体は食べたものでつくられる。心は聞いた言葉でつくられる。未来は話した言葉でつくられる』
もしかしたら有名な言葉なのかもしれない。
自分も『体は食べたものでつくられる』という一節は知っていた。
だから昨日はランチで2,500円の串揚げ定食を食べ、夜は高級和牛でひとりですき焼きをしながら高級な和の体を作っていた。
けれど2,500円の串揚げ定食が値段の割にはいまいちだったのでGoogle内の店舗評価に文句をツラツラと書いていた。未来の作り方を知らなかったせいだ。
せっかく体を作っていたのに未来を壊す行為をしていたら意味がない。すべて台無しだ。
けれど今日、心を作る良き言葉を聞いたのでもう一度人生をやり直したいと思う。
偽りの情報には踊らされず、真実だけを追求して生きていく。
もう手遅れかもしれないけれど・・・。