コロナワクチン二回目接種
新型コロナウイルスワクチン接種・・・
 
一ヶ月程前までは予約受付開始の度に1000回以上も電話をするもまったく繋がらず、この国のクソのようなシステムにウイルス入りの唾でも吐きかけてやりたい気持ちでいた。
 
ところが会社の後輩から教えてもらった予約サイトにアクセスするとあっさりと予約ができて今日、二回目の接種を終えることができたから、この国の一部のシステムの素晴らしさには感謝している。
 
ちなみに手のひらは返すためにあると思っている。
 
ところで一回目の接種後、筋肉痛のようなひどい腕の痛みに丸二日悩まされたものの、それも過ぎてしまえば接種した左腕の肩凝りが治るという副産物をファイザーから授かり、二回目が待ち遠しくすらなっていた。
 
そして今日、接種会場に行ってみると『打つのは左手』と決められたような椅子の配置になっていたものだから・・・
 
「右手に打って欲しいんですけど」と看護師に伝えると「あ、左利きなんですね?」と質問してくるから「あ、いえ、前回左手に打ったら肩凝りが治ったんで今回は右手に」と答えると・・・
 
「ああ、そうですか。じゃあ右手に打ちましょう」とバカは相手にしていられないといった様子で速やかに要求に応じてくれた。
 
「では椅子の向きを変えてください」と冷たく命令されるままに自分で椅子を動かし、彼女がすべき流れ作業をなるべく滞らせないよう、いそいそとお手伝いを済ませた。
 
ところでこの看護師、やけに美人で、きっとマスクを取っても美人なんだろうな、などと思っているうちにアルコールでふきふきと腕を拭いてくれていて、それがやけに気持ちよくて「あふぁ」と快楽に浸っているうちに「チクリ」と注射をぶち込んできたからあっという間にワクチン接種は終わっていた。
 
なに、この飴とムチ作戦?
 
それから15分の様子見を終えて家に帰ってみたものの、前回と違いまったく腕に痛みがない。
 
これってもしかしたらあれだろうか?剣の達人が人を斬ったとき、斬られた相手は自分が斬られたことにすら気付いていないというヤツだろうか。
 
だから打たれたはずの自分なのに、それにすら気づいていないということだろうか。一応チクリとはしたけれど。
 
などと夢想してからふと思い出したのが・・・
 
先々週、骨を折ったんじゃないかというほどに左足の小指をベッドの角に激しくぶつけたことと、先週、あばらにヒビが入り、同時に足の骨が折れたんじゃないかというくらいに自転車で階段から転げ落ちて草むらに頭を突っ込んでしばらく動けなかったということ。
 
そしてそのせいで、ずっと病院の湿布と痛み止めのお世話になっているということで・・・
 
そうなると、薬のおかげで注射の痛みが消えているか、もしくは今もまともに歩けないくらいに足が痛いせいで、それどころじゃないと注射の痛みがどこかへ行ってしまっているせいなのかもしれない。
 
なに、このムチとさらに強力なムチ作戦?
 
誰かにツバでも吐きかけたいところだけれど自業自得すぎてやっぱり吐かずに飲み込んだ。
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