実は三年前、勤めている会社で新しい人事管理制度が採用された。
その中で『管理職になるためには、もしくは既に管理職になっている社員は、指定された資格のうちのひとつは取らなくてはいけない』というものが設けられた。
ちなみに指定された資格というのは・・・
- 建設業計理士二級以上
- 日商簿記検定二級以上
- 一級土木施工管理技士
- 一級管工事施工管理技士
- 実用英語技能検定二級以上
- TOEIC450点以上
などなど。
なるほど。
なにかと大変な世の中だ。
資格は三角よりもずっと大切なんだということを改めて思った。
とはいえ自分は一級土木施工管理技士、建設業計理士二級、日商簿記検定二級、実用英語技能検定準一級を持っているから別に関係ないし問題ない(←自慢)。鼻歌を歌いながら総務部に資格取得証明書を叩きつけてあげられる。
もちろんしないけど。
ところでTOEIC・・・
上に書いた通り会社の指定は450点以上。
それっていったいどれくらいのレベルなんだろうと疑問に思って調べてみた。
すると、ソフトバンクでは730点、アサヒビールでは700点、ニトリでは600点が入社条件だそうだ。
管理職のハードルではなく、入社の条件がそれだというんだから格段にレベルが違う。
チャーハンとグリーンピースくらいに違う。
いや、あえてよくわからない例えを書いてみた。
ただ少しお腹が空いているだけだ。
気になったのでもう少しTOEICについて調べてみると、社会人の平均点は580点、450点だと高卒レベルだというから改めて「わーしゃ(我が社)、いったいなんなん?大丈夫なん?」と肩をすくめてしまった。
念のためにもう一度書いておくと・・・
自分が勤める会社においては、管理職になるためにはTOEICで高卒レベルを超えなくてはいけないということになる。
わーしゃの社員たち、高校出てないんだろうか?
自分は10年くらい前に885点を取っていたけれど、TOEICは受けたその時点での実力を示すものだから過去は関係ない。
会社の指定する450点を越えるためにその年、つまり三年前、改めて勉強を始めてみた。
単語を覚えるところから始め、過去問の文章の読み込みなどを繰り返した。
大事なことは、短文であれ長文であれ声に出して読むことだった気がする。
そして受検し、結果920点を取ることができたとさ(←自慢)。